フィンランド スピリット サウナ ー建築、デザインからサウナハットまで / 広島市現代美術館
サウナにきちんと入ったことがない。ホテルの大浴場の横にある「サウナ室」にちょこっと入ったことがあるくらい。髪の毛を守ったり、水風呂に入ったりしたことがないので「整う」という感覚を知らない。
知ってみたいと思うが、初心者ひとりではなかなか敷居が高い。
フィンランドと言えば、ムーミントロールくらいしかイメージがないが、サウナが生まれたとされるところである。「生まれてから亡くなるまで」サウナとともに人生を送る文化のことを初めて知った。びっくり!
写真や絵はがき、ポスター、再現されたサウナ、サウナとそれに伴うものでこれらが説明されていた。
私の中のフィンランドは「デザインがとても美しくてキュート」というものもある。マリメッコの大胆なお花柄も、幾何学模様のようななにかも、白樺や森のモチーフ柄も色遣いもとても素敵。
サウナで使うものではサウナ室内の温度を測る温度計、サウナのあと着るガウン、柄杓やバケツ、飲んだり食べたりするためのテーブルウェアの展示もあり、目が釘付け。こういうところに「豊かさ」を感じる。
サウナには真っ裸で入り、そのあと湖や池にそのまま入り、そしてサウナ小屋の外で過ごす。そこでは人はみな平等、というのが一番印象に残った。
次に印象的だったのは、戦争中も簡易のサウナ小屋で兵士たちがサウナに入っていたり、サウナが豚肉などの燻製場として使われていたこと。
私は戦争で文化を失った、と考えているので今のことや自分にできることを考えながら、展示を見た。

■展示の写真について
撮影した写真をSNSなどで利用する場合は、作家名と作品名を明記してください。
入場前に声をかけられ、注意書きを読み、忘れてはならないと写真も撮った。
前述した通り、素敵なデザインと色のものがたくさんあって、嬉しくなってたくさん撮影し、作品リストもしっかりと持ち帰り、なにがどれだとわかるようにしたつもりだったけれど、1枚の写真にたくさんのものが写っていたので(例えば、カラフルでスタッキングできそうなコップがまとめて置かれていた)、写真と作家名と作品名とを間違いなく一致させることが難しく(図録を買えばできたかも)、ここに写真を載せるのを大半諦めることにした。
なので、「間違いなくこれだ!」というものを数枚、載せてみることにする。