熊のこと、モノクロ袋に出会ったこと

6月、近場で熊の目撃情報あったが足跡やフンの状況調査で別の動物らしかった(猪?)。

ちょっと安心した。まさか津波が来るような場所にまでは来ないよねとまだタカをくくってる。全国ニュースになった場所は街中だけど山の麓。ここまでは来ないだろう。

津波は来ても逃げるほどにはならないよねというのと似たような気持ちだなと気づく。心のどこかでこれは正常性バイアスではと囁いてる。

6月中旬、熊に気をつけるようにと注意喚起の放送車が団地の中を通る。その日は目撃情報はなかったはずだけどなと動揺しつつあちこち調べ緊迫感がでてきた。

7月入ってまた熊目撃情報。さらに近い場所。きっとこれも猪よねと続報を待つ。

別の動物という続報がないまま、熊の姿を捉えたカメラ映像と複数の目撃情報がニュースになった。もう遭遇してもおかしくなくなってしまった。

外に出かける時(ゴミ出しの時も)周りをキョロキョロするようになった。どこから飛び出してくるかわからない。そんな自分の行動に驚いてる。

こんな未来がくるとは想像していなかった。

家のマンションの部屋の中では安心しきってるけど、店に入ったとき突然熊が侵入してきて人々の悲鳴が上がる場面を一瞬想像してしまう。もしかしたらという気持ちがハラハラした気持ちがのっぺりと張りつくようになった。

これまでとはもう、違う世界になった。

3.11の前と後、コロナの前と後のように、熊出没前と後の世界。

今はまだ一頭しか目撃されてないけどそのうち何頭もやってくるのではないか。何人か犠牲者が出ないと注意喚起くらいしかされないのではないか。そんな不安がよぎる。

先日NHKのドキュメンタリー番組で熊の生態について放送されていた。これまでの人里に降りてきた年月経過の統計記録を全国地図にしてわかりやすく見える化していた。例えば北海道では線路の進出とともに熊も進出していた。

驚いたのは、熊が人里に現れ被害があってその熊が駆逐されても同じ場所に翌年などに別の熊がやってきたこと。熊にとって栄養価の高い人間の食物を捕食したことを別の熊が学習していたのだった。

捕食した熊のフンを他の熊が確認してその食物の情報を得ていたという。出現していた一頭の熊が処分されても安心はできない。これは怖い。

人の食べ物を覚えると人里に現れるのは早く人間は脅かすものではないと学習し人間を襲うようになる。

これを観て熊被害は防ぎようがないのではと思った。

人里にやってくる熊は熊社会からあぶれた熊だそうだけど放置された山の中の家や果物などが成る木がそのまま残ってたりして人間社会に対して慣れてくる問題もあるという。街に現れる熊は車の音なども平気になってるわけで、注意喚起する放送車が言ってるような「中身が空のペットボトルなど音のする物を身につけて…」という対策は効かないのではないかと思う。もし遭遇したらじっとして背中を見せずできるだけ少しづつ後退りするかダンゴムシ状態になって身を守るしかないのだろうか。

いつのまにか別次元の世界になってしまった。

* * *

カルビーのポテチが白黒パッケージになると発表があったのは5月12日。5月25日(月)週から店頭に販売されるというニュースだったけど今のところまだお目にかかっていない。ところがドラッグストアでモノクロカッパえびせんに遭遇した。

食べるわけではないので売ってる画を記念にと撮らせてもらった。

☆ 画像の読み込み失敗してしまうのでblueskyのポストを貼りましょう。

ここだけキラキラ銀色に光を反射してまるでぽっかり穴が空いたみたいに見える。

熊のこと、モノクロ包装のこと、数年後数十年後からどんな風に見えるんだろう。

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