2026AW あみものはじめ
九月に入り、涼しくなってきたので今年も編み物をはじめた。
今編んでるのはこれ。
Cocoon Chokki pattern by Noriko Ichikawa
This pattern has been test knitted and technically edited.

この日本語版を購入して編んでいる。乱視なので日本式の記号を使った編み図はどうも読みづらくて大変なのだが、このテキスト式なら読みやすいし、国内の編み物本よりサイズ展開が幅広いので、ここ数年ウェアはテキスト式の作品を編んでいる。あとからパーツをくっつけるとじ・はぎの工程がないのもいい。
今回はゲージをとるのに苦労した。手加減がゆるく、いくら針の号数を下げてもレシピの基準ゲージに合わないからだ。結局、自分の編みたい仕上がりサイズとゲージのずれを計算して出し、編み始めた。
編み出しはケーブルキャストオン。目と目の間に針を入れ、糸をかけ新たな目を編み出して針にかける方法。私たちはだいたい日本の「一般的な作り目(ロングテール)」の作り方から習うが、ケーブルキャストオンに慣れると、むしろ一般的な作り目のほうが作業として特殊なんだな、とよく思う。あれは手品か、あやとりのようである。記号式の編み図といい、日本の編み物事情はなかなか独自性があるのだ。
人とくらべてさほど編むのが遅いというわけでもないのに、ひとつの作品に3年ぐらいかけてしまうこともあるが、このコクーン・チョッキは難しいテクニックがほぼないので、なんとかこの秋冬で完成させられないかなぁ。