生まれて初めて入院した話
2026.07.15(水)
入院チャレンジが始まった。
入院なんて生まれて初めてだし、なかなか実感が湧かない。部屋に通された後、軋むベッドの上で暫くボーッと過ごした。
その後、病院の床屋で毛を刈られた。これまでの人生の中で最もハイパーな刈り上げだ。
そして、刈り上げにされてみて「ああ、明日手術なんだな…」と実感したのだった。
2026.07.16(木)
手術当日だ。
朝イチ、徒歩で手術室に向かった。ベッドに寝たまま連れて行かれるのかと思っていた。なんだかイメージと違う。
入室後、色々気になってキョロキョロしてしまった。
「酸素マスク」(と言っていた)をつけられ、気づいたら手術は終わっていた。
薬が効いているせいか、傷もさほど痛くはない。が、体は動かない。
明朝までICUで過ごす予定。なんだかボーッとするし、退屈だ。
それにしてもICU、めちゃめちゃ居心地が悪い…
2026.07.17(金)
体じゅう管がいっぱい付いていて動けないので、歯磨きを手伝ってもらったり体を拭いてもらったりした。有り難いのだが、他方で「人間の尊厳」的な事をぼんやり考えてしまった。
昼前にICUを出た。居心地悪かったのでほっとした。
それはそうと、日中に寝過ぎたせいか、隣のいびきが強烈なせいか、理由はともかくなかなか寝られない。
2026.07.18(土)
点滴の類いが徐々に外され、13:00頃に全部から解放された。尿道カテーテルを外される「ヒュンッ」体験もした。色々面倒を見てくれる看護師さんにはほんと申し訳ないなぁ、なんて思う一方で、なんとなく屈辱的でもあり、複雑な心境。
夜は、病院の近くから打ち上げられた花火がよく見えた。
2026.07.19(日)
朝からDr.スランプを読む。それが辛くなって、音楽を色々聴く。それも辛くなってSNSやらYouTubeやら…
MTK(まじ退屈)だ。
お見舞い的な、若しくは身の回りのお世話的な生存確認は毎日来てくれる。有難いのだが、少し疲れてしまった。体力がかなり落ちてそうだ…
2026.07.20(月)
本気でする事がない。
なんか映画でも観ようかなんて思ったが、しんどくなりそうで二の足を踏んでしまった。
髭を剃ろうとしたが、途中で首が辛くなってしまい断念。ものすごい中途半端な状況になっている。
色々と続かない…
2026.07.21(火)
車いすでリハビリ室に連れられた。歩いても行けるのだが、先生の指示との事でVIP待遇✨
普通に歩けるようになったつもりだったが、かなりぶきっちょになっている事が判明した。これはいかん…
手も同様。時間をかけてどんどん使っていく事が重要との事。
まあ、そりゃそうなんだろうな…
2026.07.22(水)
傷の様子は良好、シャワーが解禁になった。看護師さんが付き添ってくれた。本当は1人で入りたいところだが、初日は仕方ない。
足のリハビリでは、踵をつく時に膝が曲がる事が不安定さに繋がっていると。確かに手術前、足のコントロールが上手くいかず、2ヶ月くらいそんな歩き方だったわ。
手のリハビリでは箸で小豆などを掴んだ。まあ、できるけれど、こんなに苦戦するとは思わなかった…
2026.07.23(木)
土曜日の退院が決まった。
金曜日でも土曜日でもいいとの事だったが、明日では着替えを準備できない。1日我慢する事にした。
街を歩く事にさほどの不安はないが、明らかに弱っている感覚がある。体力戻さないといけないなぁ、なんてぼんやり考えた。
2026.07.24(金)
アディショナルタイムのような金曜日。
午前中の足のリハビリが終わったら、何もする事がなかった。
それにしても首が痛い。何もする気になれなかった。
2026.07.25(土)
いよいよ退院。
退院は、手続的にはなんだか呆気なく終わった。
帰りの道中、荷物は付き添いの家族が持ってくれた。有り難い。
昨日に続き、首が痛い。帰ったら色々やりたい事があったのに、何も手につかないでいる。
こんなのが続くのはしんどいわ…
ううっ…
あなたにうしださんの一番大切なものをあげるわ♪
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