誕生70周年記念 ミッフィー展 / ひろしま美術館

誕生70周年記念 ミッフィー展 / ひろしま美術館

※ネタバレあります。
※作品は撮影不可。一部、撮影可能あり。


世界中で愛されているキャラクターの1匹、ミッフィーちゃんに会いに行きました。

原画を見たことがあったかどうか、記憶が定かではないので、もしかしたら初めてかもしれません。

作者のディック・ブルーナさんは「ブルーナ・カラー」と呼ばれる6色で着色されているのは知っていましたが、この色の均一感はまさかの「ブルーナ・カラーの色紙を切り抜いていた」とは知りませんでした。

ブルーナさんが、ミッフィーちゃんにオレンジの服を切り抜いて着せたり、黄色の王冠を切り抜いたり、作業の様子の動画はなんだかわくわくしてきました。

会場に、色合わせができるコーナーがありました。ミッフィーちゃんが描かれた作品の背景や服、お月様などの色を簡単に変えることができます。

ブルーナさんの配色がやはりしっくりはきますが、色を変えるとがらりと作品のイメージが変わり、「こういう表現もできるのか」と感動しました。

ミッフィーちゃんは、ブルーナさんがお子さんに向けて作ったお話から生まれました。

ミッフィーちゃんは時が経つにつれ、洗練されたデザインになっていきます。

しかし、私は初版の、「人差し指と親指でつくったチョキ」のようなお耳のミッフィーちゃんのほうが好きです。ミッフィーちゃんのパパもママも天使も他の動物も、なかなか粗くてファンキーな雰囲気の残る初版のもののほうが、なんだか好きです。

洗練されると素晴らしい作品になりますが、きれいすぎてなくなってしまうもののほうが、私が好きなのかもしれません。

ミッフィーちゃんの絵本は数冊読んだことがありますが、120冊もあるとは知りませんでした。また内容も多岐にわたっているのも知りませんでした。

中でも印象的だったのが

  • ミッフィーちゃん自身が入院、手術する

  • おばあちゃんの死

  • キャラメルを万引きしてしまう

でした。

ブルーナさんは、ミッフィーちゃんのことを「どこにでもいる普通の女の子」だと言い、妹が生まれ、学校に行き、学校でさまざまな動物に会い(色が違ったり、障がいを持ったりしている)、おじいちゃんにマフラーを編み、パパと海に行って疲れて寝てしまいます。

どこにでもいる普通のこどもだからこそ、ミッフィーちゃんの本を読んだこどもが「これは自分の本だ!」と思ってもらえることをブルーナさんは目指している、とも説明文にありました。

こんなにも広く深い世界が広がっているとは、知りませんでした。

ブルーナさんは画家になりたかったのですが、諦めてペーパーバックの表紙やポスターのデザインの仕事をしていたことがあります。

こちらもなかなか素敵で、2色と色を塗らないことで生まれる白の3色で表現されているポスターはとても楽しいものでした。

デザインのアイディアや文字のフォントなどに注目して見ると、ますます楽しくなります。

そしてこの引き算されたデザインがのちのミッフィーちゃんにつながるんだなぁ、と感じました。

またブルーナさんのブラックベアもキュートで素敵です。

ブルーナさんご自身もキュートでチャーミングな人です。絵本の読み聞かせをしてくださる動画は絵本も見ますが、ブルーナさんにも目がいきます。

そして物語の文章をタイプライターでタイプするとき、両手人差し指タイプなんですよ。その様子がまたまたチャーミングで、きゅんとしました。

見終わったあと、ショップでミッフィーちゃんの手ぬぐいを買いました。初版のミッフィーちゃんとお魚がデザインされたものです。

そのあとはお楽しみタイム、カフェで休憩です。

今回はオレンジティーソーダを飲みました。オレンジジュース、ジンジャーエール、紅茶が綺麗な層をなしている、夏にぴったりな色と味の素敵ドリンクです。

飲みながら、感想を手帳にちまちまを書きつけました。

素敵な夏休みの始まりのような時間でした。


※入場はいつもと違う場所からでした。ロッカーや傘立てもそこに移動してあって、準備が大変だっただろうなぁ、と思いました。

※会期が始まってすぐの平日で、まだ学校は夏休みに入っていませんでしたが、それでも開館時間前に15人くらいは並んでいました。木陰でしたが屋外です。待ち時間が発生しそうなときは暑さ対策が必要かもしれません。

※ひろしま美術館のSNSを見ていると、ミュージアムショップへの入場も待機時間が発生しているようでした。給水コーナーの準備もしてありました。こちらも日陰になるところですが、時間によっては日差しがどうなるのだろうかと思いました。屋外なので暑さ対策はここでも必要だと思いました。

※カフェには、ミッフィー展とのコラボメニューはありませんでした。

時々、ミッフィーちゃんが現れます
撮影可能エリアです。様々な時代のミッフィーちゃんがいました
恒例のチケット撮影
ミッフィーちゃん!
人差し指と親指で作るチョキみたいなお耳の初版のミッフィーちゃんの手ぬぐいを買いました
70周年記念のグッズですね
オレンジティーソーダは美しい層になっていました

あうれうす
あうれうす @aruziyu.bsky.social

キリエの日々

No comments yet