カミーノから20年
Camino de Compostella
「コンポステーラの道」。いろんなルートがありますが、目的地はスペイン北西部のサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂。そこでイエスの弟子のひとりヤコブに会いにいきます(本当に金ぴかのヤコブ像があって、背中からハグができました)。
2006年5月、私はソロでスペイン巡礼に行きました。フランス南部のサン・ジャン・ピエ・ド・ポーから始まる「フランス人の道」を歩きました。
「フランス人の道」はメジャーで難易度も低めなルートとされています。ナポレオンがスペインに攻め入るときに通ったピレネー山脈越えのルートなので「フランス人の道」と呼ばれています。
ええ、ピレネー山脈ですよ。ですからしょっぱなから2000m近い山越えから始まるのです。
カミーノに行ったからといって、「人生が激変した!」というわけではありません。しかし私にとっては大きな出来事で「Befere カミーノ」、「After カミーノ」という西暦0年のような位置づけになっています。
20年経って随分記憶も薄まりましたが、それでも強烈に残っているものもたくさんあります。
自分では5月10日を「カミーノの日」と決めています。正確には違う日付なのですが、日本を旅立ったときなのか、巡礼事務所に行ったときなのか、実際に歩き始めたときなのか、決めきれず、5月9~11日の間の区切りのいい日にすることにしました。
スマホもなく、ネット環境も潤沢ではない中、どうやって行ってどうやって帰ってきたのかぼんやりしています。きっと巡礼に行った意味はずっとずっと考えて、ずっとずっとわからないままだと思います。
けれど、それでいいのだと思っています。
涯てお茶 @aruziyu.bsky.social
キリエの日々 https://lit.link/kyrietea
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