大井町トラックス~高輪ゲートウェイ駅水素シャトルバス まとめ
本年3月28日土曜日に開業したJR東日本の複合商業施設「OIMACHI TRACS」と高輪ゲートウェイ駅の間を結ぶ無料の水素シャトルバスが現在平日のみ夕方~夜間にかけて1日3往復が期間限定で運行されておりますが、惜しまれつつも明後日6月30日火曜日にて運行を終えることとなります。
期間限定ながらジェイアールバス関東運行の路線車が山手線を越えて城南エリアへ走るという今までにない新鮮さに心惹かれ、平日夕方以降という時間を作り辛い環境ではありましたが、出来る限りミニマムに大井町駅近辺だけと撮影箇所を絞り、今までコツコツ通って記録を続けておりました。
そんなイレギュラーな水素シャトルバスの姿を記録集としてお届け致します。
①形式写真編
当水素シャトルバスに充当される車両は2台おり、JR東日本が保有しジェイアールバス関東が運行・管理を受託しているL530-20501号車及びL530-20502号車が概ね交互にやってきます。
当シャトルバス運行により不足する予備車の補填として宇都宮支店より転属してきたL531-16501号車は、後述するJR竹芝水素シャトルバスへの充当こそあったもののこちらの路線への充当実績は恐らくないものと思われます。
このL530-20501号車は、国連の定める持続的な開発目標であるSDGsのロゴが車体外板に掲出されております。
大井町駅近道が狭く辺は形式写真を撮影できる箇所が少ないのですが、駅前を走る補助26号線(鮫洲大山線)から大井町トラックスへと右折進入する十字交差点は貴重な撮影スポットとなっており、他にも何名か撮影される方が見受けられました。
また、表示が「回送」なのは高輪ゲートウェイ行き第1便の前に設定されている送り込み回送を撮影したためで、今回の記録ではこの行路でのカットも多いです。
一方、L530-20502号車はJR東日本グループの定めるゼロカーボン・チャレンジ2050という環境長期目標に因んだラッピングが施されており、こちらは可愛いらしい柄が特徴です。
駅前にあるイトーヨーカドー前の丁字交差点でも形式写真を撮影出来、こちら側の方が信号の関係で被りのリスクが少ない印象でした。
また、このカットは大井町トラックス行き第1便での記録なため、当シャトルバス運行に際して専用で用意された行先ROMが表示されています。
尚、この2台は普段同じく無料で東京駅から竹芝エリアを経て高輪ゲートウェイ駅へ向かうJR竹芝水素シャトルバスとして働いており、こちらは今後も運行が続くためご興味ご感心のある方は是非乗車・撮影をされてみて下さいね。
②補助26号線(鮫洲大山線)編
大井町駅前というと狭い道路沿いに商店街がびっしり張り巡らされているイメージが強く、普段このバスが商店街を通過するのはJR竹芝水素シャトルバスの送り込みや返却の回送時に通る門前仲町駅付近くらいだと思われますが、永大通りは元々都電が走っていた程大きい通りで鮫洲大山線とは随分印象が異なるため、今回はこのような景色を重点的に記録してみました。
まずは駅の東側の区画からですが、この区画は「大井銀座商店街」という名前が付いているそうです。
銀座のような感じはあまりしませんが、平坦な道の両側に屋根の付いた少しレトロな雰囲気の街並みです。
途中大井町トラックスのツインタワーを背景に撮影できる箇所もあります。
このカットは高輪ゲートウェイ行き第1便で、当シャトルバス専用に作成された駅名単体での行先表示ROMが掲出されています。
次は駅前のエリアです。
26号線沿いの駅舎は背が低く北側には東京総合車両ベースが広がっていることもあり、近隣のJRの駅と比べると少し空が広く感じます。
羽田空港へ着陸する飛行機も間近に見ることが出来て迫力満点なロケーションの中を水素シャトルバスが進みます。
アトレ大井町のエレベーターホールから街並みを見下ろして撮影することも出来ました。
最後は駅の西側のエリアです。
こちら側には「大井サンピア商店街」という名前が付いているそうですが、先程の大井銀座商店街とは異なり歩道の屋根は駅舎側にしかありません。
また、イトーヨーカドーの存在感が非常に大きいのも印象的です。
駅舎のある地点から大井町トラックスへ曲がる交差点に至るまでは下り坂となっており、歩道の屋根も段々状なのが面白いと思いました。
③大井町トラックス編
補助26号線の坂を下り終えるとバスは右折して東急大井町線の高架橋を潜り、大井町トラックス開業に伴いUR都市機構が設置した区画道路から施設直下の交通広場へ進入、そしてホテルメトロポリタン大井町・オークウッド大井町トラックス東京の地下車寄せへ至るという真新しいルートで運行されました。
送り込み回送に関しては、この後掲載する交通広場を経由せず、区画道路から直接車寄せへ進入する日もありました。
営業の行路は勿論、送り込み回送も多くの日は区画道路をそのまま進み、一旦交通広場へ向かいます。
背後にある整備中の区画には新しい品川区役所が整備されるそうで、ここに写っている現庁舎は今後数年以内に見納めになるそうです。
交通広場にはかつて東京総合車両ベースにあったレンガ造りの御料車庫の壁面が展示されています。
ただし、バスがレンガの前に停車してくれるかはその日の運次第で、レンガを絡めたカットはあまり良いものが撮れませんでした。
交通広場でUターンしたバスはホテル直下の車寄せへ向かいます。
区画道路から交通広場へ至るルートについては当シャトルバス運行終了翌日から東急バスの井01系統が引き続き走行するようですが、ホテルへ乗り入れる経路は期間限定です。
地下駐車場入口で左折をして、いよいよホテル直下へ進入します。
ぐねぐねとした通路を走り抜け地下駐車場の中にある乗り場に到着します。
秘密基地のような雰囲気でカッコいいのですが、バス停の位置が分かり辛く、初めて訪れた日は道に迷ってしまい辿り着くのに時間がかかってしまいました。
ここで客扱いをし終えると出口へ向けてUターンしていきます。
出口の直上は映画館となっており、入場ゲートと絡めて撮影することが出来ます。
区画道路の終点では最も大井町トラックスらしい景色を見ることが出来ました。
先程の映画館のロゴマークも誇らしげに掲げられています。
以上が3か月間コツコツ記録した当シャトルバスの姿になります。
残りの2日間も安全に走り切って欲しいですね。