歯科麻酔にて魔境?

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先日かなり久しぶりに抜歯した。麻酔や薬などこれまで異常は無かったかきちんと質問された。

これまで神経抜いて被せ物をした時も麻酔したし(思い出せない位だいぶ前)手術で腰椎麻酔を体験したこともあるし(これはもっと昔)アルコール代謝機能が遺伝的に高いし(麻酔との関係はわからないけど)全く私は心配することはないと思っていた。薬のアレルギーも無い。

ところが今回の麻酔はこれまでとはちょっと違っていた。

上の少し左側の歯茎の場所だったせいか、麻酔注射をした後まもなく左側の腕から手首あたりまで痺れがきた。あれ?と思ったけど自覚的には危ないと思うほどではなく(それが危ないのかもしれないけど)ふわっと痺れてきている感覚に包まれた。

この時もしかして…これはスタッフに言ったほうがいいのだろうかと迷う。でもアナフィラキシーならすぐ症状が出るでしょうとぼんやり様子見していたら右上のあたりの空間から子どもの頃に呼ばれたときの「◯◯ちゃん」と私を呼ぶとても優しい声が聞こえてきた。もう一度呼んできたその瞬間返事をしたくなりその声の方に行きたくてたまらなくなった。

見えてるのは歯科の診察台に座っている現実世界。かろうじてこの状況で返事したら変でしょという意識が抑えてくれていた。

そして同時に本能的に返事をしたくなるその手前の瞬間その声が5年前に亡くなった継母の声なのでダメだとブレーキをかけた。

気づいたら少し涙ぐんでいた。

あの優しい声で私を呼ぶのは若かった頃の継母の声。妹が生まれる前の私と父との3人での生活が始まった頃の懐かしい声。その後私は地獄を見た。もう騙されないと振り切った時涙が溢れてきた。

麻酔が効いてくるまで周りに誰もいなかった。

振り切ったあと静寂になりすっかり麻酔が回っていて治療が始まった。

この感覚ってイエスが荒れ野で悪魔に誘惑されたのや釈迦が瞑想中に攻撃してきた悪魔(?)に似てるんでは。こんな感じだったのかな。ものすごくそちらに行きたくなるこの感覚。悟るとかそんな大それた意味ではなくて現象として。そう思ったのだった。

こういう現象ってよくあることなのかな。

そっちに行こうとしたらどうなるんだろうね。いや行くってどこに?気持ち的に?死ぬとか?変わらないのでは?…あっこれがいわゆる「せん妄状態」なのかも。おおおこれが(わからないけれども)。まぁそうなったところで一時的なんだろうけど。

魔境 (wikipedia)

魔境(まきょう)とは、禅の修行者が中途半端に能力を覚醒した際に陥りやすい状態で、意識の拡張により自我が肥大し精神バランスを崩した状態のことを指す。ユング心理学で「魂のインフレーション」と名づけられた状態だという指摘もある。

概要

臨済は、「瞑想により仏陀や如来が現れたときは(瞑想内のイメージの)槍で突き刺せ」「仏見たなら仏を殺せ」と教えている。これは、瞑想中に神格を持つものとの一体感を持った結果「自分は優れた人間だ」と思い込んでしまい、エゴが肥大してしまうのを防ぐ、すなわち魔境に入ってしまう状態を防ぐための教えだとされている。

実際に光のようなものが現れても、それは単なる脳内の視覚野の発火現象であるという意見もある。

参考文献

辻村公一「禅に於ける「魔境」 : 先師抱石菴久松眞一博士を回想して」『日本學士院紀要』第62巻第2号、日本学士院、2007年12月、141-171頁

歯科局所麻酔で起こりやすい症状

一般的な歯科の局所麻酔(リドカイン+アドレナリンなど)でよくあるのは、次のようなものです。[haisha-doc +3]

• 動悸(心臓がドキドキする感じ)

• 手足のふるえ、冷や汗、顔面蒼白

• ふらつき、意識がぼんやりする、気分不良(立ちくらみのような感じ)

• 強い不安感やパニックに近い感覚

これらは

• 麻酔に含まれるアドレナリン様成分の影響

• 注射の痛みや「怖さ」による自律神経の反応(血管迷走神経反射)

などで起こると説明されています。[or +3]

「幻覚」に近い状態が出るケース

• 強い緊張・パニックで意識がぼんやりしたり、現実感が薄れると「夢みたい」「周りの音が遠い」などの感じ方になることがあります。[sakyoyama-dc +1]

• 全身麻酔や静脈内鎮静(眠くなる薬)を併用した場合、麻酔から覚める時に一時的な錯覚・奇妙な夢のような体験を語る人はいますが、これは局所麻酔だけの典型的な副作用ではありません。

これだな。歯科局所麻酔だからって舐めてないで次からは少し気をつけよう。うん。あとこれまで抗菌薬飲んでも(これもかなり昔)なんともなかったのにこの後処方されたのを飲んでお腹をしこたま壊したのでびっくりした。身体は確実に変化してるのだなぁ気をつけないと。

ꀘ꒐ꑄꋬ꓄ꉻ @kisatomii.bsky.social

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