相変わらず面白い『山田五郎 オトナの教養講座』【モーセの十戒】モーセに生えたツノの正体は?約束の地カナンへと向かう最終章!を観て
モーセが約束の地カナンへイスラエルの民を連れていく話で、その地にはすでに住民が住んでいて追い出すために戦ったという話を知って、ガザに対しての行動はそういう考えだというのは知ってはいたけど改めてこれかと絶望的な気持ちになった。
【モーセの十戒】モーセに生えたツノの正体は?約束の地カナンへと向かう最終章!これでモーセの十戒の全てが分かる!!
一度は聖書を読んでおかないとと思ってかれこれ30年くらい前に旧約新約を読んだことがあったけど誰かが住んでるところを追い出してもいいなんてそんなこと書いてあったかなと思いつつ読んでた当時はすでに住んでる人を力ずくで奪い取っていたという歴史的認識で疑問にも酷いとも思わずスルーしていたかもしれない。弱肉強食で弱い者たちは死に絶えていく世界観。それはおかしいのではないかと考えることもなかった。そういうものだったんでしょうと。
そして未来は、時代は変化し人々は賢くなる一方で社会は良くなるしかないだろうと思い込んでいた。なんて楽天的だったんだろう。現実は歴史の繰り返しばかりで一向に学べていない。でも私はこれまでの失敗を学んで先に進める優秀な人々が意外に多く出現しているのではないかと少しは希望を持っている。インターネットの普及は時代の変化を促進している。経験したことのない弊害のリスクを負いながら人の全体的な意識の変化、認知の変化も早くなる気がしている。
「絶対」はあり得ないし知らない世界はまだまだある。思い込みもまだまだある。多くの人が思い込みから解けると世界は変化する。
誰もが見つけたことを次の人へ誰かへ伝えてよりよい世界になることを思わず願ってしまうのが本来の自然な姿で種の保存のための本能なのではないかと思う。それが右往左往しているだけ。その方向を間違うだけ。そう信じたい。私に信仰があるとすればそういう信仰だ。ただ、それにしたって寿命が短いと思う。生きていくのが精一杯で迷妄の中で蠢くだけになるかもしれない。それでいて銀河の星々のように繋がっている。
そんなわけでこの回を観るとどうしても今のイスラエル、ガザに対してのジェノサイドにフォーカスしてしまう。すでにこのような聖書の話をそのまま信じている人々、自分たち以外の人種は人間ではないとみなすシオニストがいるというのは知ってるし、原理的な聖書を信じてるある一派は自分たちの土地を求めると瓦解すると信じているというのも聞いたことがある。信じる解釈がグラデーションのように違っていてユダヤ人の中にもさまざまな階級階層があり複雑にしていることも知った。
この聖書の内容を見直すこと、立ち返って人類についての考察や哲学的思考へと舵を切ったら変化するだろうにとシフトしていく人たちがいて現在ユダヤ人の中でも分断が起きているのだなあと思う。とはいえ積極的にジェノサイドする者が先頭に立っている現状。ガザのジェノサイドはどうしたら止められるのだろう。
ああ、すっかり話が逸れてしまった。
それにしても、いろんなシーンの表現の仕方に(それはわかりやすく説明しようという配慮なのだろう)山田さんのユーモアをたっぷり堪能できてところどころ笑わせてくれるところほんとに好き。
モーセのツノの事は知りませんでした。あとシナイ山へ行きカナンへとあんなに遠回りしてたのも知りませんでした。
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