シュノーケリング体験

シュノーケリング体験

遊色

昨年のキャンプの夜、眠れずに過ごしていると幼馴染からラインが届いた。

県南の小島でシュノーケリングの体験があるから一緒に参加しないか、というものだった。

実はシュノーケリング、ひとりで練習していた。でもマスクをつけ、浮くことを意識しながら口呼吸というのが思ったより難しく、なんとなく頓挫していたところだった。

それよりこちらのほうで熱帯魚や珊瑚が見られる、という事実が驚きだった。そういう生き物は日本なら沖縄とかそういう南の島に行かなければいないと思っていたからだ。

幼馴染はシュノーケリングに行ったことがあるらしい。海も大好きだという。早く教えてくれれば。

行くのは離島で、しかもシュノーケリングは体力を使うので泊まりでないと無理だろう、と私たちはキャンプの計画を立てた。

県南の海浜公園。あまり広くないがテントサイト、棟も少ないがコテージがある。
気のいいお兄さんが管理しているアットホームな雰囲気のキャンプ場。
漁師町のスーパーの実力を知らず、必要以上に食材を買い込み、炭が足りなくなる。

前日にここで一泊し、港に車を駐めフェリーに乗って離島へ出発。船着場の足元にはもう小さな珊瑚やコバルトブルーのスズメダイを見ることができた。そこからが別世界、というわけではなく自分たちのいる世界と地続きの空間にテレビでしか見たことのない鮮やかな南洋の海があるのがとても不思議だった。

島民およそ13人ほどの島。ある女性が中心になって運営する完全予約制の宿・カフェがある。
遊泳できる海岸は二ヶ所。岩場の多いこちらと、
反対側。シュノーケル体験はこちらの海岸で。
岩場の多い海岸には赤子の腕ほどもある大きな黒ナマコや若い珊瑚がたくさん。でも正直怖い。
珊瑚はミドリイシやキクイシが中心。
人工物のテトラポッドも自然は上手に活用する。
海が好きって言ってきたけど、実はなんにもしらなかった。
クマノミ。イソギンチャクに出たり入ったり忙しそうだった。

ツアーに参加すれば水着以外の道具はすべてレンタルしてもらえるので安心。インストラクターに海やそこに住む生き物について解説してもらいながら潜る体験はとても楽しい。途中インストラクターが猛毒のガンガゼをモリで突いて、水中で割ってクマノミに食べさせるデモンストレーションなどあり、ガンガゼってやっぱりウニなんだ…と妙に感心したり。とても感動的なひとときだった。

今年は幼馴染と二人だけで、このあたりの何ヶ所かの海岸でシュノーケリングを楽しむ計画がある。今度海はどんな顔を見せてくれるだろう。今から楽しみだ。

遊色
遊色 @nukunuku-pokapoka.bsky.social

政治・社会運動・ジェンダーなど思想の話はごめんなさい。 趣味:鉱物収集・アクセサリーづくりや編み物など。 好きな場所:海・カフェ・美術館・図書館・大浴場とサウナ  大の犬好きですが、わけあって仔猫とご縁があり一緒に暮らしています。

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