『天幕のジャードゥーガル』のために
現在放映中のアニメ『天幕のジャードゥーガル』
久しぶりに連続テレビ放送アニメを見ている。厳密には放送されたものが配信されているのでそれを見ている。13世紀のモンゴルが舞台の物語でムスリムでイラン出身の子が主人公。話のすじも面白いのだが、声優さんの声の出し方とか背景美術の美しさとか惹きこまれるところが幾つもあった。同名の原作漫画もあり、そちらも今集めているところ。大人買いしようと思ったタイミングで売り切れていた巻があったところからも世間的な盛り上がりを感じる。
予備知識なくても楽しめるアニメだけど知るときっともっと楽しい。まずは公式の副読本。これも買いたいタイミングで売り切れてた。今なら買える。(2026.8.25時点)
漫画のコラムもたっぷりあるその数なんと32話。興味の湧いたところから拾い読みしている。
基礎知識を勉強したい時はNHK高校講座もいい。各回20分で物語の舞台であるモンゴルやムスリムの主人公の背景を少し垣間見れることが出来る。
モンゴルに関連して、手持ちのこの本のプロローグが「モンゴル」赤い食べ物と白い食べ物という内容だったのでこの部分も読み返してみた。筆者は1990年のモンゴルの遊牧民の社会構造を研究している調査隊の一員として現地に入っており、そこで見たもの食べたものと既存の幾つかの研究結果を図表とともに引用してモンゴルの食と栄養について記している。調査時点と物語の舞台の13世紀のモンゴル遊牧民の暮らしでは変化した部分も少なくないはずだが、以下の部分はアニメや漫画を見ている人にとっては思い浮かぶ映像があるだろう。
馬乳酒は馬の乳を発酵させたもので、アルコールを2%程度含む。成人男性だと1日に3l以上飲む人もいるらしい。
6月から7月にかけて、1人の遊牧民男性の食事を調べた調査によると、全エネルギーの半分が乳製品からだった。(中略)しかも、その多くが馬乳酒だったという。この時季はそれほど肉を食べない。家畜を殺すのは、お祝いなど特別なときに限られる。

以上が、天幕のジャードゥーガルのために見たい読みたい読んだものだ。アニメ最新話の続きは漫画ではすでに描かれている部分なのだが、まるで初めて見るかのように楽しみにしている。その間はコラムをよんだり、注文して明日には届くであろう副読本を開いて待つことにする。
「よしの」の別邸です
まだコメントはありません