mochott コミュニティガイドラインの制定とその解説!
目次
さて、TOPページの上部や公式 Bluesky アカウントでもアナウンスした通り、mochott コミュニティガイドラインを制定しました。最初からやっとけよって話ではあるのですが、当初は本当に片手で数えるユーザー数しか使ってなかったのが、ありがたいことにユーザーベースが増加しつつあるため、このたびプラットフォームとしての安全性の確保と、書き手・読み手が快適に利用できる持続的なサービスであり続けるために、簡易な記述にとどまっていた利用規約に加えて作成することとなりました。
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さて、このサービスが Bluesky / AT Protocol というなんかわけわからん誰も理解してない変な基盤上で構築されていることで、ひとことでガイドラインと言っても、ふつうのWebサービスとは異なる点があります。
いちばん違うのは、もし mochott でBANされても、あなたの投稿データ自体はあなたの PDS (器)に保存され続けるという点です。
これはもちろん mochott で記事が表示され続けるということではありません。mochottではBANされたわけですからね。ただ、データ自体はあるので(また、standard.site という共通語彙に対応しているのでという話もしたいけどこれはちょっとマニアックすぎるので今回割愛)、根源的にはあなたはあなたの力、または他者の力で公開を再開することができます。mochottには、あなたの個人データを削除する権限がありません。 [1] [2]
これは逆の面もあって、これもまた難しい話かもしれませんが、PDS(器)と AppView(サービス)はそれぞれ規約・ガイドラインを持っていて、各々の事情、つまり国の違い・法律の違い・設計や考え方の違いなどによって制定されています。
例えると、Google Drive にテキストファイルをアップロードするとそれをホームページにしてくれるサービスがあったとして、そのサービスのガイドラインに適していないならばそのサービスから登録解除されますし、そのファイルが Google の利用規約に反しているなら、ホームページサービスが許容していても Google アカウントが停止されてしまうでしょう。
そういう感じで、器とサービスの規約はどちらも守る必要があるのですが、器のほうに関しては自分で建てることができるので、その場合は自分のデータが失われるリスクを最小限にすることができます。
さて、なんか難しい話をしてしまいましたが、ここからはガイドラインの内容について解説していきましょう!!
ガイドライン解説
1の基本姿勢は tomarigi という私が開発している AT Protocol SNS と同じ、私のすべてのサービスに適用される基本原則です。まあこれはね、いいよね。
他者を尊重する:意見や立場の違いを認め、攻撃や貶めではなく対話を選びます。記事でもコメントでも同じです。
セーフティファースト:子ども・弱い立場の人・精神的な安全が脅かされないように配慮します。
真正性:他人へのなりすましや、組織的な欺瞞行為は行いません。自分の名前で公開するものは、自分の著作物か、適切に権利処理されたものにします。
法令を守る:日本国内法およびユーザーが居住する地域の法令を遵守します。
2の禁止事項において、mochottで投稿を禁止するコンテンツ内容を具体的に列挙しています。
以下の行為は mochott 上で許容されません。発見した場合、該当コンテンツの非表示やアカウントの表示制限を行うことがあります。
2.1 違法・権利侵害行為
児童性的搾取物(CSAM)の投稿・リンク・示唆、未成年者に対する性的な接触・勧誘
他者への具体的な脅迫、暴力の煽動、自殺・自傷・摂食障害の教唆や助長
暴力的過激主義やテロ組織の賛美・勧誘
なりすまし、詐称、詐欺目的のアカウント・ブログ・ミニサイトの運営
著作権・商標権・プライバシー権・肖像権などの権利侵害。他者の記事や画像の無断転載を含みます
本人の同意なく性的な画像・動画を公開する行為。実在の人物を合成した性的画像(ディープフェイク)を含みます
違法薬物、銃器、その他規制品の販売
マルウェアやフィッシングキットの配布、第三者への攻撃を目的とした手順の提供
2.2 ハラスメント・差別
人種、民族、国籍、出身、宗教、性別、性的指向、性自認、障害、年齢、容姿などを理由にした差別・侮辱・非人間化
特定個人に対する持続的な嫌がらせ、集団でのターゲティング
本人の意思に反する個人情報の公開(ドクシング)
2.3 スパム・濫用
同一・類似内容の大量投稿、AI などで自動生成された低品質な記事の大量公開
検索エンジン対策や外部サイトへの誘導のみを目的とした記事、キーワードの詰め込み、隠しリンク
エンゲージメント操作を目的とした相互いいね・相互フォロー組織の運営
誘導を目的とした有害・詐欺的なリンクの拡散
内容と無関係なお題・カテゴリー・タグの濫用
コメント欄やニュースレター配信を使った勧誘・無差別な宣伝
2.4 成人向け・センシティブなコンテンツ
性的な表現、ヌード、暴力的・衝撃的な画像を含む記事には、エディタの「コンテンツ警告」(
sexual、nudity、graphic-media)を必ず付与してください。ラベル付けを怠った場合は、mochott 側で表示制限の対象となる場合があります。また、日本の法令・判例・摘発事例に照らして違法と判断されるおそれのある性的コンテンツ(性器を修正なしに描写した画像など、刑法第175条のわいせつ物にあたるもの)は、ラベルの有無にかかわらず投稿を禁止します。
18歳未満の人物、または未成年と設定・描写された人物を対象とする性的表現は、実在・非実在(イラスト、CG、AI 生成を含む)を問わず、ラベルの有無にかかわらず一律禁止です。
動画については、性的な表現やヌードを含む成人向けコンテンツの投稿を、コンテンツ警告(セルフラベル)の有無にかかわらず禁止します。動画は画像に比べてモデレーションが困難であるためです。
mochott は、成人向けコンテンツの発信を主要な目的とした利用を、積極的には歓迎していません。上記のルールを守る限り投稿は可能ですが、mochott はこれらの記事をトップページ・おすすめ・お題・ニュースレターなどの露出面に掲載しないことがあります。また、利用の実態やコミュニティからのフィードバックを踏まえてやむを得ないと判断した場合、ガイドラインの改訂によって取り扱いを一部変更する可能性があります。
2.5 禁止される商用コンテンツ
アフィリエイトや PR 自体は禁止しませんが(第3章を参照)、以下の紹介・宣伝・販売・求人は内容の表現にかかわらず禁止します。
出会い系サービス、マッチングを名目とした異性・同性紹介サービスの紹介
風俗店など性的なサービスの紹介、およびその求人
性的な情報商材の紹介・販売
オンラインカジノなど、日本国内から参加すると違法となる賭博の紹介・誘導
未承認医薬品の販売や薬機法に反する効能の標榜、無登録での投資助言や暗号資産等への勧誘、連鎖販売取引(マルチ商法)への勧誘
2.6 サービスへの攻撃
mochott のインフラ(API、AppView、配信基盤)への負荷攻撃、脆弱性やリバースエンジニアリングによる悪用
他ユーザーの認証情報を取得しようとする行為
利用停止措置の回避を目的としたアカウント作成
有料プランや決済機能の不正利用
児童ポルノは厳格に禁止しています。実在・非実在を問わず、あるいは図像に限らない表現であっても総合的に判断し、最も厳しく対処します。
その他、書いてある通り違法行為の投稿は禁止しており、後の章にもありますが深刻な場合は関係機関への通報を行うことになります。
まあこの記事を見ているみんなはそんなことはしないのだけど、ガイドラインとはえてしてそういうものなのでまあ目を通しておいてね。
成人向け表現について
この 2.4 のセクションで、いくつか補遺的なものを書いています。
まずセルフラベルを付けることをお願いしていますが、その次に、mochottでは日本国内法に準拠した表現であることを要件としています。
Bluesky は海外サービスなこともあって、無修正の性的画像が表現的に許容されていたりしますが、mochottにおいてはこれは許容されません。日本の法令、判例、または摘発事例に照らし合わせて違法状態にあると推測される場合には、禁止されます。Bluesky PDS を使用していても、海外ユーザーであってもこれは同様です。
次に児童ポルノは先ほども書いた通り、たとえラベルを付けていても厳禁(イラストなど非実在でも)なこと、動画においては成人向け表現は禁止していることを書いています。
動画についてはモデレーションが困難であるという現実的理由によるものです。
このセクションの最後に、補遺的に書いていることを説明します。
mochott は、成人向けコンテンツの発信を主要な目的とした利用を、積極的には歓迎していません。上記のルールを守る限り投稿は可能ですが、mochott はこれらの記事をトップページ・おすすめ・お題・ニュースレターなどの露出面に掲載しないことがあります。また、利用の実態やコミュニティからのフィードバックを踏まえてやむを得ないと判断した場合、ガイドラインの改訂によって取り扱いを一部変更する可能性があります。
これは私の、この mochott というサービスの運営のモチベーションなどを含めて書いた意思というか、方向性について示したものです。
この節について書いた経緯を言うと、リサーチの結果国内の主要ブログプラットフォーム( note, はてなブログなど)は、程度はありますが成人向け投稿を規約で禁止していることが判明し、mochott が成人向け投稿に最適なプラットフォームとして広まることをリスクとしてとらえたことがきっかけです。
つまり mochott は成人向けコンテンツを Bluesky 同様にセルフラベル運用のもと禁止はしていませんが、それ用とした使われ方をするのは開発者として本望ではなく、このことについての意思を表明するものです。
利用の実態やコミュニティからのフィードバックを踏まえてやむを得ないと判断した場合、ガイドラインの改訂によって取り扱いを一部変更する可能性があります。
これは、利用の実態つまり、そういう流布がひろまっていよいよ mochott が逃げ口的に「成人向けコンテンツが気軽に投稿できるサービス」として広まったときには、私はそういうサービスとして mochott を運営していくモチベーションは無いので、ガイドラインを改訂するかもしれない、という意味です。
先にも書きましたが成人向けコンテンツの投稿はルールを守る限り可能です。ただ、量的・質的な動向は追っていき、いざという時にはガイドラインを変えるかもしれないことをお許しください。
さて、3では認められることを明示しています。
次の行為は、上記の禁止事項に触れない限り認められます。
アフィリエイト・PR:アフィリエイトリンクや PR を含む記事を公開できます。広告や PR であることは、読み手に分かるよう記事内で明示してください。
自著のクロスポスト:自分が他のブログや媒体で公開した記事を mochott に再掲すること、また mochott の記事を自分の他の媒体で公開することは自由です。
AI の利用:執筆に AI を利用することは制限しません。AI が主体となって生成した記事は、その旨を明示することを推奨します。大量・低品質な生成記事の公開は 2.3 の禁止事項にあたります。
アフィリエイト・PRは利用できますが、上記の禁止事項に触れない限りとあるとおり、出会い系サイトやオンラインカジノなどについてのPRは禁止されています。
また、生成AIについては、利用を制限しません、というか、使ってるかどうかなんてこちらからは分かりませんし、私も推敲や表現の置き換えの提案などに使っています。禁止されるのは、「大量・低品質」な記事の「量産」です。これはプラットフォームにとって明確に負債となります。
4, 5, 6, 7 はまあ読んでください! 特に5の AT Protocol がどうとかいうのはちょっとマニアックだと思うので、また改めて解説記事を書きたいと思います。
コミュニティガイドラインはみんなのコミュニティのためのガイドラインであり、皆さんのフィードバックによって随時改訂を検討します。ご意見はぜひお寄せください!!
それでは、より最高のブログプラットフォーム構築のため、引き続きみなさんよろしくお願いします!!!
にじがさき すき Developing TOKIMEKI (3rd-party Bluesky client) https://tokimeki.blue @tokimeki.blue
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