パラレルワールドリーダー

随分前からRSSリーダーで読んでる人のブログ。最近時間が取れずチェックしてなかったので見てみたら半月分ほど未読状態になっていた。下からひとつの記事を読み元のダイレクトページに飛ぶと記事が消えていた。

削除された記事だった。

続きのリンクがあるけどその先は404となっているので読めない。

次の記事もそのまた次の記事も…半月分全てが一旦書かれては削除されたものだったことがわかった。

全部面白くて示唆に富んでるのに削除されていてしばし呆然とする。

一定期間、もしかしたら数時間だけまたは数日間公開されてたのかもしれなかった文章を読ませてもらったのだなと受けとめ心にそっと仕舞い込む。

まるで時空の隙間のパラレルワールドを覗いてみたような感覚に陥った。私も投稿したのを読み直すと直してしまうし削除したくなることもあるだろうなとは思うけどここまで数日分もごっそり削除される投稿には出会ったことがなかったので面食らう。

満足できなかった文章だったのか書いた後違うと思ったのだろうか…ドキリとした。

パラレルワールドリーダーを読んだということにしよう。存在しないページになってしまったのだから。

書いた人と読者との間には、言葉で繋がっていて近いようで遠い月を眺めてるような距離感がある。相手は私を知らない。私はその人が書いた世界を眺めているだけ。

本とは違って時間の間隔が近くよりリアルに感じられ見えない場所で世界が広がっているようにも思う。

掴んだ手は気づいたらするりと抜け空中を掴んでいた。

書いたものをシェアする人と読む人。お互いに触れ合うことは無いのに言葉が伝えてくるものを受けとめる人との間にある見えない世界があるように思う。

人の想いが形づくっていく一粒として、それぞれ一粒一粒の想いが川となりどこかに生まれてくるものがあるかもしれないなどと夢想する。

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ꀘ꒐ꑄꋬ꓄ꉻ @kisatomii.bsky.social

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