懐かしさに思う
9才くらいから学生時代住んでいた町へ行くことがある。今住んでいる隣の隣の町。業務スーパーがあるので時折り訪れる(近場の業務スーパーは撤退した)。
久しぶりにお米を買った。税抜き¥2,725 昨年より少し安くなってたブレンド米。少し細かいお米はあるが充分美味しい。
町にはその町が醸す空気があるのではと思う。
なにがどう違うのか言葉を探すけどみつからない。何が違うのだろう。でもたしかに違う。もう何もかも全体的に違う。建物はどこにでも見かけるものなのに。「醸し出しているもの」これは何なんだろう。
店の中での買い物、レジで会計をするときのスタッフの身のこなし、短い言葉かけ、店内の客の様子、聞こえてくる知り合い同士の会話、それぞれがひとつひとつ懐かしい。
そののどかさはどこから来るものなのか。
のんびりしてる。「田舎」とひとことで言いきれない。でもひとことで言えば田舎なのだろう。
「田舎」は大きく分ければ潮の香りと山の香りに分かれてここは潮の香りと岩の香りが混ざり合ってる。山も近い。入り組んだ路地、迷路のような坂道にある家々。スーパーで見かけたこの人たちは紛れもなくこの町に生まれ育ちこの町でずっと暮らしてるのだろうなぁと思わせる佇まいがあった。それは何だろうと考える。そこで纏ったリズムだろうか。
ほっとする。
ここに住んだら私にとって今よりいいのかもしれないとふと思った。
ここには震災後に最近建った無印良品の店や毎週買い出しに使ってるスーパーマーケットもあって新しく綺麗で便利なのに客足はさほどごった返してなくてストレスなく買い物ができる穴場のような場所になっている。
無印良品店に訳ありで安くなってる三輪車を見かけた。
お米はだいたい未だに5キロ四千円くらいだけど今日スーパーで税抜き3千円を切る単一原料米。今日と明日だけの限定米だ。お米は買ったばかりなので買わないけど買おうかとちょっと迷ってしまった。
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