(7)選挙人制度と連邦議員定数
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選挙人制度と連邦議員定数
大統領選挙でよく問題になる選挙人制度。州に割り当てられる選挙人数は「2(各州一律の連邦上院議席数)+連邦下院議員数(選挙区数)」と決まっている。
連邦上院議員は有権者数や人口に関係なく割り当てられており、人口最小(60万人未満)のワイオミング州と、人口最多(4000万人近い)のカリフォルニア州のいずれも定数は2である。これが人口の少ない州にとって、大統領選や上院で若干有利に働く要因となっている。
一方、下院議員の割り当て数は10年ごとに行われるセンサス(国勢調査)に基づいて見直されている。2020年のセンサス結果を受け、2024年の選挙ではカリフォルニア州などで削減、フロリダ州などで増加が生じた。
選挙人制度には歴史的な暗部もある。建国当初、人口が少ない南部州の政治力を補正する目的で、奴隷人口に5分の3(3/5)を乗じた数を基礎人口に加えて計算していた(5分の3条項)。あまり言及されない差別の現実の一つである。
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朝「えみり既読おそーい」(『違国日記』6巻より)
米国政治キーワード
- 1 (1)有権者たち
- 2 (2)激戦州・部族主義・大統領令
- 3 (3)統合軍・連邦議会・大統領府
- 4 (4)大統領の人事権・国防省
- 5 (5)参考図書
- 6 (6)激変中の人種民族構成比
- 7 (7)選挙人制度と連邦議員定数 This article
- 8 (8)合衆国憲法修正条項
- 9 (9)合衆国憲法第1条第2節第3項 「5分の3」条項
- 10 (10)合衆国憲法修正第1条(いわゆる表現の自由)
- 11 (11) 憲法修正第25条 大統領・副大統領の継承
- 12 (12)予備選挙制度
- 13 (13)徴兵と州兵制度
- 14 (14)白人福音派
- 15 (15)連邦司法省と法執行機関、検事制度について
- 16 (16)党派・人種民族別支持者比と上院人種民族構成
- 17 (17)フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領
- 18 (18)ハリー・S・トルーマン大統領
- 19 (19)合衆国連邦裁判所と移民裁判所
- 20 (20)連邦最高裁会期制と健康保険制度メモ
- 21 (21)“Mahanoy Area School District v. B.L.” 判決
- 22 (22)アメリカ合衆国連邦職員数と「政府効率化省」
- 23 (23)フィクションにおけるアメリカ合衆国の核戦争 映画編
- 24 (24)アメリカの教育・図書館に干渉する宗教右派
- 25 (25)フィクションにおけるアメリカ合衆国の核戦争 テレビドラマシリーズ編
- 26 (26)アメリカ人の夢
- 27 (27)CVN-81を巡って アメリカ海軍航空母艦命名考
- 28 (28)『若きワシントン』とアメリカの歴史映画
- 29 (29)ワイオミング州
- 30 (30)カリフォルニア州
- 31 (31)ニューヨーク市
- 32 (32)ディアボーン市とヒスパニック系大統領はいつ誕生?
- 33 (33)アメリカの州司法行政と検察
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