(5)参考図書
目次
『アメリカ連邦議会』石垣友明著、有斐閣
タイトルの通り合衆国の立法府を中心にその権限や議事、選挙制度といった独自性の高い議会制度について詳しく解説されている。日本でこの種の解説書は貴重で、両院共同決議といった独特な立法形式など調べるにはおすすめの一冊。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-1637315
『アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡』岡山裕著、中公新書
歴代大統領から政党政治と米国内世論の変遷をたどりつつ解説をされている本。南北戦争や公民権運動といったものがなぜ起きたのか、また政治的な地殻がどう変動していったのか(基本的に今の二極化に至るまで特に20世紀から今日まで劇的で何もかも変わるような変化があり、今も進行中でもある)わかるのですが、特にお勧めはレーガン政権以後の章だろう。本書を読めば今の分極化(二極化)や白人層の右傾化(共和党の支持層の過半数は白人)などがなぜ起きたのか 理解の一助になるのは間違いない。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0928392
「福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会」加藤喜之著、中公新書
アメリカの政治を席巻している福音派(正確には白人福音派と呼ぶべき存在)について政治力を増していった経緯から解き明かしている。MAGA陣営における白人プロテスタント右派が何故かように他者に不寛容であるか知ることができる一冊。(2026年8月13日追加)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-2236782
「イラク・アフガン戦争の真実 ゲーツ元国防長官回顧録」ロバート・ゲーツ著、朝日新聞出版
ブッシュ・ジュニア政権からオバマ政権にかけて国防長官を務めたロバート・ゲーツ(本書での表記による)氏の回顧録。国防長官としての職務、政治側における軍事統制のあり方について詳しく、舌禍が絶えない制服組の背景など語られている。(2026年8月13日追加)
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-08-EK-0291694
「トランプ」ワシントン・ポスト取材班 マイケル・クラニッシュ マーク・フィッシャー、文藝春秋
2016年大統領選の前に刊行されたワシントンプポスト取材班によるトランプの半生、当初言われていたような常識あるビジネスパーソンではないトランプ像を描いている。トランプがその後やっているような行為の原型はだいたいその半生の中に先例がある。(2026年8月13日追加)
朝「えみり既読おそーい」(『違国日記』6巻より)
米国政治キーワード
- 1 (1)有権者たち
- 2 (2)激戦州・部族主義・大統領令
- 3 (3)統合軍・連邦議会・大統領府
- 4 (4)大統領の人事権・国防省
- 5 (5)参考図書 この記事
- 6 (6)激変中の人種民族構成比
- 7 (7)選挙人制度と連邦議員定数
- 8 (8)合衆国憲法修正条項
- 9 (9)合衆国憲法第1条第2節第3項 「5分の3」条項
- 10 (10)合衆国憲法修正第1条(いわゆる表現の自由)
- 11 (11) 憲法修正第25条 大統領・副大統領の継承
- 12 (12)予備選挙制度
- 13 (13)徴兵と州兵制度
- 14 (14)白人福音派
- 15 (15)連邦司法省と法執行機関、検事制度について
- 16 (16)党派・人種民族別支持者比と上院人種民族構成
- 17 (17)フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領
- 18 (18)ハリー・S・トルーマン大統領
- 19 (19)合衆国連邦裁判所と移民裁判所
- 20 (20)連邦最高裁会期制と健康保険制度メモ
- 21 (21)“Mahanoy Area School District v. B.L.” 判決
- 22 (22)アメリカ合衆国連邦職員数と「政府効率化省」
- 23 (23)フィクションにおけるアメリカ合衆国の核戦争 映画編
- 24 (24)アメリカの教育・図書館に干渉する宗教右派
- 25 (25)フィクションにおけるアメリカ合衆国の核戦争 テレビドラマシリーズ編
- 26 (26)アメリカ人の夢
- 27 (27)CVN-81を巡って アメリカ海軍航空母艦命名考
- 28 (28)『若きワシントン』とアメリカの歴史映画
- 29 (29)ワイオミング州
- 30 (30)カリフォルニア州
- 31 (31)ニューヨーク市
- 32 (32)ディアボーン市とヒスパニック系大統領はいつ誕生?
- 33 (33)アメリカの州司法行政と検察
- 34 (34)コロンビア特別区
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