(6)激変中の人種民族構成比
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人種民族構成比
アメリカの人種・民族構成比は1940年の国勢調査によると、8割程度が白人、1割が黒人という状況だった。ヒスパニック系はこの頃の国勢調査では、独立した分類上の選択肢として存在していなかった。
ヒスパニック系とは、人種を問わず主にスペイン語圏にルーツを持つ人たちを指し、ポルトガル語圏出身者(ブラジルなど)を含む「ラテン系(ラティーノ)」と重ねて扱われることもある。アメリカ合衆国においては、メキシコやプエルトリコ、キューバ、コロンビアなどラテンアメリカ諸国出自の人を指す。なお、フランス系メキシコ人などは言語的・文化的には該当しない場合が多いが、出自国(メキシコ)を基準としてヒスパニックやラテンアメリカ系という区分に含まれることがある。
ヒスパニック系の人口はこの30年ほどで急増しており、2010年時点で約5,000万人、2020年の国勢調査では全体の18.7%にあたる約6,210万人に達した。現時点では20%を超えているとみられている。アメリカの人口増加の大きな原動力であることは間違いない。それゆえに、第2期トランプ政権が最重要課題として推進する反移民政策においても、その主な矛先はまずヒスパニック系に向けられている。
なお、ノンヒスパニック白人の人口構成比は58%程度まで低下しており、このまま推移すれば2040年代には50%を下回ると予測されている。こうした白人層の「過半数割れ」に対する危機感こそが、第2期トランプ政権の発足や「MAGA(Make America Great Again)」運動の過熱を裏で支える大きな要因となっている。
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朝「えみり既読おそーい」(『違国日記』6巻より)
米国政治キーワード
- 1 (1)有権者たち
- 2 (2)激戦州・部族主義・大統領令
- 3 (3)統合軍・連邦議会・大統領府
- 4 (4)大統領の人事権・国防省
- 5 (5)参考図書
- 6 (6)激変中の人種民族構成比 This article
- 7 (7)選挙人制度と連邦議員定数
- 8 (8)合衆国憲法修正条項
- 9 (9)合衆国憲法第1条第2節第3項 「5分の3」条項
- 10 (10)合衆国憲法修正第1条(いわゆる表現の自由)
- 11 (11) 憲法修正第25条 大統領・副大統領の継承
- 12 (12)予備選挙制度
- 13 (13)徴兵と州兵制度
- 14 (14)白人福音派
- 15 (15)連邦司法省と法執行機関、検事制度について
- 16 (16)党派・人種民族別支持者比と上院人種民族構成
- 17 (17)フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領
- 18 (18)ハリー・S・トルーマン大統領
- 19 (19)合衆国連邦裁判所と移民裁判所
- 20 (20)連邦最高裁会期制と健康保険制度メモ
- 21 (21)“Mahanoy Area School District v. B.L.” 判決
- 22 (22)アメリカ合衆国連邦職員数と「政府効率化省」
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- 24 (24)アメリカの教育・図書館に干渉する宗教右派
- 25 (25)フィクションにおけるアメリカ合衆国の核戦争 テレビドラマシリーズ編
- 26 (26)アメリカ人の夢
- 27 (27)CVN-81を巡って アメリカ海軍航空母艦命名考
- 28 (28)『若きワシントン』とアメリカの歴史映画
- 29 (29)ワイオミング州
- 30 (30)カリフォルニア州
- 31 (31)ニューヨーク市
- 32 (32)ディアボーン市とヒスパニック系大統領はいつ誕生?
- 33 (33)アメリカの州司法行政と検察
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