(13)徴兵と州兵制度
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徴兵制度
米国の徴兵制とその事務を取り扱う選抜徴兵局は廃止されていない。ベトナム戦争直後の1973年に実際の召集(選抜徴兵)を停止して志願者のみで編成しているだけであり、徴兵登録制度自体は維持されており、対象者が自ら登録しないと違法となる。
登録漏れも多いため、運転免許証の情報などを用いて18歳で自動登録される制度の導入が推進されている。
州兵制度
各州は陸軍(National Guard)および空軍(Air National Guard)の州兵部隊を設置しており、少数の常勤将兵と定期的な訓練を行う予備役兵から構成されている。従来は有事でないと海外派遣されることは少なかったが、現役兵部隊の負担軽減(温存意図)もあり、近年では戦地派遣の運用に組み込まれ、多くの予備役兵が召集されて出征している。
なお、州兵部隊の指揮権は平時には州知事が有しており、州内での災害派遣や治安維持などでは通常、州知事の命令によって派遣される。なお公民権運動の際に州知事が抵抗したため大統領権限で州兵部隊に直接指揮権を発動して公民権運動の人々を保護させた例外もある。
北米大陸の防空任務が専ら州兵空軍部隊によって担われているのは、現役兵(連邦軍部隊)を原則として国内の治安・法執行業務に用いないという米国特有の運用(民警団法等)が存在するためである。そのため、トランプ政権(2期目)において現役兵等の連邦軍部隊を国境沿いの連邦政府管轄地指定などを通じて国境警備や国内の治安維持に派遣させている運用は、極めて異例なケースとなっている。
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朝「えみり既読おそーい」(『違国日記』6巻より)
米国政治キーワード
- 1 (1)有権者たち
- 2 (2)激戦州・部族主義・大統領令
- 3 (3)統合軍・連邦議会・大統領府
- 4 (4)大統領の人事権・国防省
- 5 (5)参考図書
- 6 (6)激変中の人種民族構成比
- 7 (7)選挙人制度と連邦議員定数
- 8 (8)合衆国憲法修正条項
- 9 (9)合衆国憲法第1条第2節第3項 「5分の3」条項
- 10 (10)合衆国憲法修正第1条(いわゆる表現の自由)
- 11 (11) 憲法修正第25条 大統領・副大統領の継承
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- 13 (13)徴兵と州兵制度 This article
- 14 (14)白人福音派
- 15 (15)連邦司法省と法執行機関、検事制度について
- 16 (16)党派・人種民族別支持者比と上院人種民族構成
- 17 (17)フランクリン・D・ルーズヴェルト大統領
- 18 (18)ハリー・S・トルーマン大統領
- 19 (19)合衆国連邦裁判所と移民裁判所
- 20 (20)連邦最高裁会期制と健康保険制度メモ
- 21 (21)“Mahanoy Area School District v. B.L.” 判決
- 22 (22)アメリカ合衆国連邦職員数と「政府効率化省」
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- 24 (24)アメリカの教育・図書館に干渉する宗教右派
- 25 (25)フィクションにおけるアメリカ合衆国の核戦争 テレビドラマシリーズ編
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- 27 (27)CVN-81を巡って アメリカ海軍航空母艦命名考
- 28 (28)『若きワシントン』とアメリカの歴史映画
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- 33 (33)アメリカの州司法行政と検察
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